本日の日本マーケットは、非常に危ういところまで、追い込まれた。
昨日に引き続き、一時は600円超の暴落となり、28,000円も割り込むのではないかと総悲観にもなった。
長期金利が再び上昇したことによるものだとされるが、ボラティリティが大き過ぎて、直撃弾を喰らうと即死レベルなので、十分すぎる注意が必要となる。
今日は、引けにかけて下げ渋り、結果としては僅かな下げに止まったものの、これで安心できる訳ではないので、この先も相場は荒れるという前提に立って、戦略を構築したほうが良いと思う。
こうした環境で、判断が難しくなるのは、たまに大きな戻しがあるので、ついつい期待してしまうことだ。
根底には、株価が上がって欲しいという願望や、上がってくれないと困るという切迫感があるので、たまたま上がっただけの時にも、自分に都合良く解釈し、期待を抱いてしまうのだ。
藁をもすがりたいという気持ちなのは、皆同じだと思うが、ここは冷静に分析できるよう、客観性を持って事にあたりたいところだ。
引き続き、資金を守る行動を徹底していきたい。
イグニスがMBO
このような悪環境化、イグニス(3689)からビッグニュースが流れてきた。
なんと、MBOをするというのだ。
しかも、価格は3,000円とのことで、現在の価格の6割増となる好条件。
いきなり、思いもよらぬところから神が舞い降りた格好だ。
とはいっても、残念ながら、この株を持っている訳ではない。
面白い事業を展開しているので、監視銘柄として、もう長いことウォッチしてきたのだが、赤字が拡大するなど業績が芳しくないので、ずっと見送ってきたのだ。
よって、買いを迷っていた段階ではないので、それほど後悔はないのだが、こういったことがあると、つくづく、株は面白いなと思ってしまう。
いくら業績が悪くても、このような一撃で、一瞬にして大金を稼げることになる。
まあ、MBOをするぐらいなので、経営陣としては事業の将来性に自信を持っているということなので、この銘柄を購入した方々は、先見の明があるということだろう。
信じる人が救われるということも、あるということだ。
ラッキーパンチ、どこからか飛んでこないものかな…。