本日の日本市場は、残念ながら反落してしまいました。
N Y市場の影響もあるのでしょうが、方向感が定まらない相場であることは間違いないようです。
ポートフォリオについても、ほぼ全面安となり、昨日のプラス分を全て吐き出す形となってしまいました。
そのポートフォリオの中で、最古参格の一つである「エーアイ」が、本日、上期利益を下方修正しました。
22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の5800万円→4000万円(前年同期は1億0500万円)に31.0%下方修正。
原因としては、堅調に推移した防災分野が低調になったことと、コンシューマー向けパッケージ「A.I.VOICE」シリーズの新製品リリースが、一部後ろ倒しになったことが影響したようです。
通期の経常利益は従来予想の2億9000万円を据え置いたようですが、実際のところはどうでしょうかね。
会社の発表を見てみますと、「2022年3月期通期の業績予想につきましては、前回発表予想数値を据え置くことといたしますが、今後の事業環境の推移や業績の進捗を注視し、見直しが必要と判断した場合には速やかに開示いたします。とあります。
常套文句ではありますが、近いうちに通期の下方修正を出す気マンマンのように受け取れます。
この銘柄は、将来性を感じて購入したもので、一時は、4,000円にも到達したほど勢いもありました。
それが、今では、あれよあれよと下落を続け、高値の僅か3割の1,200円と没落してしまっています。
ようも、ここまで持ち続けたなと、自分でも呆れるばかりです。
途中から、売るに売れなくなったというのが本音のところではありますが、リーマンショック級でもないのに、ここまで下落したのは、記憶に限りでは初めてです。
全く不名誉な結果ではありますが、現状から目を逸らすことはできません。
このまま持ち続けて、上がる見込みがあるのか。
株価が3桁になっても、我慢し続けられるのか。
結論としましては、ここらが、潮時だと判断しました。
従いまして、明日、成行で全株処分します。
さようなら、エーアイ。