本日の日本市場も大きく下げてしまった。
ここ最近は、ボラティリティが大きくなっており、これは調整相場入りの前兆ではないかと言われているが、まさにその可能性が高いのではないかと思う。
もともと、日経平均が3万円の大台を達成した後は、達成感から調整があると考えてはいたが、NY市場も同じような展開になってきており、それに連鎖するような動きも加算されているので、振れ幅がより大きくなっている。
このままだと、下げの連鎖で大幅な調整もあり得るので、ここからは資金管理をしっかりとしていかないと、大損害を被ることにもなるので、最善の注意が必要になる。
ストップロスの徹底
このような相場環境だと、大きな損害になる前に、現金化することも考えなければならないが、そのような時にも有効なのが、ストップロスの設定だ。
含み益がある銘柄でも、あっという間に含み損になってしまうこともあるので、そうならないように、逆指値を設定しておくと、少なくとも損はしないことになる。
しかしながら、これがなかなか出来ないのだ。
投資歴16年にもなるのだが、いまだにこの徹底が出来ないでいる。
このお陰で、随分と損害を被っているのだが、それでも改まらないとなると、つくづく欲が深いのだなあと恥いるばかりだ。
つまりは、この銘柄が上がらない訳がないと、根拠のない自信を抱いてしまっているので、売ることが出来ないのだ。
買値を下回っても、いずれ必ず上がると、訳の分からない自信が邪魔をし、あれよあれよとどんどん下落していき、ついには100万円単位の含み損を抱えるに至ってしまう。
最近の例だと、エーアイがこれに当てはまる。
一時は、200万円超の含み益になっていたのだが、これも欲が邪魔をして、利益確定の売りをすることができず、その後ズルズルと後退し、買値を下回り、結果として100万円の含み損を抱えるに至ってしまった。
ついに、先週末の暴落時に、半分ほど損切りしたのだが、これなどは、最も行ってはならない愚策中の愚策と言える。
このような恥を公開することは、汗顔の至りで恥ずかしい限りなのだが、皆さんには同じ轍を踏んでほしくないので、あえて記すことにした。
このような愚の骨頂にならない為には、ストップロスの設定を徹底する以外にない。
最低でも、買値で設定しておけば、損をすることはない。
また、含み益が膨らむ都度、このストップロスの値を上げていけば、利益を積み上げることもできる。
他には、根拠のない自信を持たないことだろう。
相場は儘ならないものであることを肝に命じ、現実の値のみが正しいので、決して我をはらないことが大切だ。
これが出来れば、確実に利益を上げることができる。
日々これ勉強ですね!