10月の日経平均株価は、月間で約550円の下落となりました。
自民党が不安定な状態ということで、政局不安で下落したと言われています。
当然にその影響が大きいと思いますが、他にも、要因はありそうです。
それは、エネルギー価格の上昇です。
脱炭素の名の下、再生可能エネルギーへの転換が過度に進み、石炭や石油、天然ガスといった資源の開発が閉鎖に追い込まれたため、地球上がエネルギー不足に見舞われています。
再生可能エネルギーは、聞こえは良いのですが、天候に左右されるという致命的な欠点があります。
つまり、不安定なエネルギーなのです。
こんなことは、最初から分かっていたことなのですが、イデオロギーが先行し、一気に脱炭素への流れができてしまいました。
機関投資家も、ESG投資を偏重しているため、完全にこの方向への空気ができてしまい、もう誰も意を唱えることが出来なくなってしまっています。
まさに、戦時下といった状況です。
近々、COP21が開催されますが、このまま、世界は脱炭素への道を突き進んでいくのでしょうか。
いや、そもそも、温暖化が進んでいるのか。
もし、その温暖化が進んでいるとしても、その原因は、本当に二酸化炭素なのか。
二酸化炭素って、そんなに大物なのでしょうか。
大気中に、僅か0.03%しか、存在しないのですよ。
0.03%しかない二酸化炭素が、どれだけ影響するというのでしょうか。
全く、分かりません。
また、仮に温暖化が進んでいるとしても、それほど悪いことなのかも分かりません。
麻生さんが、温暖化で北海道の米が美味しくなった、というような発言をされていますね。
これには賛否両論あると思いますが、真実でもあります。
そして、温暖化を好感している国もあります。
ロシアなどの寒い国は、温暖化すれば、利用できる土地が増えるため好都合です。
そもそも、ロシアは、不凍港を得たいがため、戦争をしていたのですから。
我が国への安全保障上の問題は懸念されますが、これらの課題も解決されてしまいます。
そして、日本です。
既に、省エネ技術が発達し、二酸化炭素の排出割合は、わずか3%しかありません。
経済を犠牲にし、家計に負担をかけてなお、盲目的に脱炭素に突き進むのでしょうか。
思考停止、大本営発表、同調圧力など、日本の悪い面が全面に出てしまっています。
恐らくは、米国は、またどこかで離脱するはずです。
資源国である米国が、むざむざと利権を手放すはずがありません。
共和党が反対し、議会の承認は得られないでしょう。
そうなると、日本は、また、梯子を外されることになります。
いつまで、同じ轍を踏んでいるのでしょうかね。
そろそろ、自ら考え行動する国にならないといけません。
低次元の話ですが、いい加減、戦後を終わらせましょうよ。