株高に沸く一方で、オールドカンパニーは、事業構造を転換する時期に差し掛かっている。
そのため、多くの大企業で、昨年から希望退職を募集しており、サラリーマンは安泰な職業ではなくなりつつある。
LIXILでは、昨年10月に1,200人の希望退職を募集(40歳以上、勤続10年以上が対象)したところ、965人の応募があったようだ。
目標人数には達しなかったが、1,000人弱もの人が応募したことに、驚きを感じる。
応募した人たちは、転職するのだろうが、条件面では今以上のものは得にくいだろう。
割増退職金をもらっても、金銭的には割りに合わないと思うが、もうこの会社に未来はないと見切りをつけたという面が大きいのだろうか。
もしくは、希望退職とは名ばかりで、退職勧奨のようなものが行われ、半ば強制的に応募させられているのかもしれない。
まあ一般的に考えると、大なり小なり、このような勧奨がおこなわているのだろう。
こう考えると、もはや、サラリーマンも気楽な稼業とはいかない。
終身雇用も保証されないとなると、サラリーマンは皆、明日は我が身と、身の振り方を考えておく必要がある。
私などは、そもそも一刻も早く辞めたいと思っているので、もし希望退職が募集されたら、真っ先に手を上げるのだが、まあ少数派であろう。
皆さんは、「その時」がきたら、どうしますか?
本日の相場動向
今日の日経平均株価は、117円高と続伸したものの、やや利食い売りに押された展開となった。
また、グロース株からバリュー株へのトレンド移行は継続しており、マザーズは下落となってしまった。
この展開を打開するには、グロース株も好決算を出していくしかない。
今週が天王山と言い続けているが、明日は、保有株の中の2銘柄が決算を迎える。
その一つは、大本命のサンアスタリスク(4053)だ。
前期の本決算と今期予想をどうまとめてくるか、期待度は強い。
第3四半期(7ー9月期)決算が、もの足りないものだったため、株価の勢いが止まり、低位安定してしまっているので、一発かまして欲しいと願っている。
くれぐれも、エーアイの二の舞だけは、勘弁してほしい。
もう一つは、ファイズホールディングス(9325)。
アマゾンが主要顧客の物流業社なので、業績が悪いわけがないのだが、株価はずっとパッとしないでいる。
もうしばらくの間、1,000円〜1,200円のボックス相場を形成しているので、いい加減ブレイクしてほしいものだ。
しかしながら、なかなか株価が上昇していくイメージが掴めないのも事実なので、ここは頃合いを見て、手仕舞いしたいと思う。
まあ、こんなこともありますわ。
さあ、明日はどうなるか。
期待を胸にその時を待とう!
🌟頑張ろう!飲食業界🌟
🌟頑張ろう!観光業界🌟