今日から、愛知県でも、百貨店などへの休業要請が始まりました。
各社の対応を見てみると、全面休業と言うわけではなく、一部店舗の休業となるようです。
以前から議論されている生活必需品の捉え方が千差万別でありますので、このようなことになるのですが、そうなりますと、この対策が根本的に効果があるのか、ということになるのですが、この国では本質的な議論や対策が行われることはないようです。
この百貨店でいいますと、今回休業となっているのは、いわゆる高級店でありますので、そもそも密にならない場所です。
ですので、ここを休業にしたところで、そもそも感染予防にはならないわけで、ここの顧客が他の営業している店舗に行けば、逆にそちらがいつも以上に密になるわけですので、全く逆効果になってしまうのです。
全く、いつまでこのような無意味、いや有害な対策を続けるのでしょうか。
このような愚策には、皆とうに呆れ、反発しており、既に多くの企業は、このような要請を無視し、ショッピングモールなども、お付き合い程度の時短をしているだけで、ほとんどが休業などしていない状況です。
首長たちは、もう実質的に打つ手がなく、ただ、やってる感を出しているだけです。
私たちは、自身で判断し、自分の身は自分で守る努力をし、日常生活を送れば良いと思っているところです。
マスクだけでは何とも…
さて、自分の身は自分で守るという事では、マスクはほぼ日常化しているところで、これはこれで最低限の効果はあると思います。
しかし、人→物→人の感染を防ぐためには、マスクだけでは、対策は不十分と言えます。
このあたりの、危機意識が、まだまだ足りないのではないかと感じています。
この物→人の感染を防止するには、手を清潔に保つことが必要になるのですが、この意識が希薄なわけです。
例えば、電車内で吊り革を握る、エスカレーターのベルトを触る、エレベーターのボタンを指先で押す、など感染リスクが高い行動を多くの人がとっています。
そして、その手で、スマホを触っています。
どうして、いまだにこのような行動をとってしまうのか、全く意味不明です。
これでは、感染はなかなか減らないでしょう。
今一度、この辺りの基本動作を見直した方が良いように思います。
メディアも同じようなくだらない報道ばかりしていないで、こういった現実的な対策を呼びかけて欲しいものです。