本日の日本市場は、引き続き冴えない展開となってしまいました。
マザーズはかろうじて上昇したものの、日経平均株価は4日続落となり、この悪い流れに歯止めがかからない状況です。
このような中、本日、岸田さんが、第101代首相に指名されました。
第2次岸田内閣が発足することになりますが、全く高揚感がありません。
まさに、市場の評価そのもので、これから日本はどうなっていくのか、不安しかありません。
大規模経済対策にしても、全く迫力がありません。
昨日のブログにも記しましたが、18歳以下の子供への10万円相当の給付について、所得制限が設けられることが決まりました。
公明党は、10万円を所得制限なしで給付することを選挙公約にしていましたので、早くも公約違反ですね。
もともと、票を金で買ったと揶揄されていましたが、この党の最大の目玉が骨抜きにされましたので、もうこの党の存在意義はないでしょう。
それにしても、自民党は、所得制限が好きですよね。
制限をなくしたところで、大した増額にならないでしょうに、なぜ、ケチるのでしょうか。
今回の所得制限は、年収960万円で、児童手当の制限と同じようですが、年収960万円って、果たして本当に余裕がある世帯なのでしょうか?
年々、増税されて、実収入が減っていますので、厳しくないですかね。
また、子供の人数にもよります。
子供が一人の家庭と、例えば4人の家庭では、負担は全然違います。
少子化対策に貢献している、子供が多い家庭に給付がいかないのは、おかしいと思いますけどね。
そしてもう一つ、マイナンバー取得者へのポイント給付も、内容が固まったようです。
新たにカードを取得した人に5000円分、カードを健康保険証として使うための手続きをした人に7500円分、預貯金口座とのひも付けをした人に7500円分をそれぞれ支給するとのこと。
また、条件が付きました。
めんどくさいことをするものです。
そもそもが、既に持っている人(上記手続き済みの人)には、何のメリットもありません。
まさに、携帯料金の値下げと同じ構造です。
目眩しにあった感じです。
どんだけ、セコイのでしょうか。
この内閣、初っ端から終わっています。
こりゃあ、次の参議院選までですな。