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退職後の健康保険はどうすればいい?

投稿日:2020年5月15日 更新日:

昨年5月3日のブログです!

GWも折り返しを過ぎ、中だるみを感じている人も多いだろう。
そんな折、いろいろ事故も起きており、痛ましさを感じる。

交通事故、自身の過失がある場合はまだしも、完全に巻き添えをくらうものも少なくない。
一体どのように折り合いをつければよいのだろうか。
運命とするには、あまりにもあっけない。

でも、このようなことも起こりうるということを意識しておく必要はある。
その上で、人生設計をしないと、何のために生きてきたのか分からなくなる。

さて、いつ何が起きても悔いなく生きるために、行動を起こさなければならない。
熟考することも大切だが、行動しない限りは1ミリも前に進まない。

この長いGW中、考える時間だけは十分にあった。
恐らく、GW明けには、新たな決意を持ち前に進もうとする動きが多く見られると予想する。
すなわち、会社員からの卒業だ。

まだまだ世間では、会社を辞めるということに対してネガティブである。
安定した会社員という生き方が一番だとする社会観念、ある意味、刷り込まれてきた洗脳だ。

戦中、戦後と労働力を必要としてきたことによる洗脳。
これに企業がのっかり、終身雇用という御旗による社畜化戦略。
そろそろ、終わりにしませんか。。。

会社を信じ滅私奉公しても、報われません。
働き方改革の名のもとに、直にポイ捨てされますよ。

その前に、自らを解放しましょう。
「この道より我を生かす道なし、この道を行く」(by 武者小路実篤)
この精神だ。

ではここから、自立後のお金の話。
退職すると、健康保険料を自分で支払う必要がある。

今までは会社が手続きをしており、健康保険料は折半している。
よって単純に保険料は倍になるのは覚悟が必要。
これも会社が負担してやっているという洗脳で、その分給料が低く抑えられているだけですが。

方法としては二つ。
そのまま会社の保険に入る(任意継続)か、国民健康保険(市町村)に入る。

なんとなく、そのまま会社の健康保険に入るのは気が引けると感じてしまいがち。
でも、利用できるものは利用すべし。
それまで貢献してきたのだから。

特に給料が高めの場合は、任意継続を利用した方が有利になる。
会社が協会けんぽの場合、保険料には上限があり、退職時の標準報酬月額が30万円を超えていた場合でも30万円が上限になる。

仮に保険料率が10%としたら、上限の保険料は3万円(30万円×10%)。
これなら安心。

もし、会社が協会けんぽではなく、独自の健康保険組合だった場合は、少々異なる。
単純に見れば、今払っている額の倍になるのだが、協会けんぽに比べると保険料額は多くなる。

でも、その分、手当が厚い場合はほとんど。
自己負担(3割負担分)の上限が、3万円程だったりするので魅力だ。
※企業によってはもっと手厚い場合がある。

では国民保険はどうかというと、
上限はあるものの、給与によって、また家族の人数によっては負担が大きくなるケースがある。

項目としては、以下の3つ。
①医療分 (いわゆる国民健康保険料)
②支援金分(後期高齢者医療制度の運営に必要な費用負担)
③介護分 (40歳~65歳)

これら合計で、100万円/年必要になることもある。(限度額)

よって、任意継続を利用した方が、得になるケースが多い。
しかし、この任意継続は2年しか利用できないので注意が必要。
でもまあその間に、新たな基盤が出来ているので、問題ないでしょう。

ではでは、GWも残り4日。
気力を養い、将来に思いを馳せよう!!

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