本日の日本市場は続伸し、堅調な動き持続。
3連休前の週末でしたが、後半も垂れずに、勢いを持続してくれました。
マザーズも3%超の上昇となり、これで3連騰。
現在は740ポイントまで回復してきましたが、3月3日につけた784ポイントを上回ることができれば、突き抜けることも考えられます。
しかし、そんなに簡単には、楽観相場になるはずもありません。
この状況に浮かれていると、再び痛い目にもあいかねませんので、節目と見れば、利益確定していった方が良いかもしれません。
国際社会は、今までの秩序が崩壊してしまいましたので、混沌としてきています。
このまま、株だけが回復していくとは、到底考えられるものではありませんよね。
もちろん、上がって欲しいという願いは常に持っています。
願いはあるものの、そうはままならないのが投資であり、人生です。
欲望は、限度を知りません。
欲は、それを達成してしまうと、そこで満足せずに、新たな欲を生んでしまいます。
もし、含み損があったとすると、トントンになったら万々歳なので、そこで処分しようと考えます。
しかし、いざ原点復帰すると、それに飽き足らず、利益が欲しくなってそこで売ることはできなくなります。
また、運よく利益が出るとします。
でも、この利益も、際限がないわけです。
10万円利益が出ると20万円が欲しくなり、50万円利益が出ると100万円が欲しくなります。
このように、欲は際限がありませんので、いくら利益を出せても、なかなかそこで満足が出来ないものなのです。
こうなると、結果は、両極端なものになってしまいます。
運よく、株価が上昇し続けたならば、テンバガーも達成できるかもしれません。
しかし、運が悪ければ、株価は下落し、含み損に逆戻りするかもしれません。
では、確率的に、どちらにいくのか。
それは、含み損に行く方が、圧倒的に多いでしょうね。
今までの経験上、これは間違いありません。
従いまして、このような残念な結果にならないよう、利益は確実にものにしないといけません。
私は、昨年、この利益確定をしなかったことで、500万超も逃してしまいました。
株は、買うより売るのが難しいものです。
ぜひ、この点を十分注意して、投資を行っていきたいものです!