本日の日本市場は、日経平均上げの、マザーズ下げの展開。
円安進行により輸出関連企業を中心に買いが入った反面、米国の金利上昇によるグロース株売りとなってしまいました。
ドル円は、128円を突破しましたので、今週中にも130円台に突入する可能性が高まってきました。
昨日のブログにも記しましたが、この円安は、日本経済にとってあまり宜しくないものですので、短期的には株にプラスになっても、この先は分からないですよね。
エネルギーコストを中心に、幅広い物価が上がってしまいますと、購買力も下がりますし、製造業にとっても収益が圧迫されます。
今後どこまで円安が進行してしまうのか、日米金利差は拡がる一方ですので、ちょっと怖くなります。
この様な環境下ですので、グロース株中心のポートフォリオにとっては、アゲインストな展開となっています。
昨日はなんとか持ち堪えましたが、今日はダメでしたね。
昨日頑張った主砲の「エアトリ」が下げてしまいましたので、これが全体の足を引っ張ってしまいました。
他にも、「エクサウィザーズ」や「ファーマフーズ」といった主力の一角も売られましたので、支えきれませんでした。
やはり、踏ん張った翌日は、崩れることが多いですね。
教訓とすべき事象ではありますが、なかなか対処が難しいのが現実です。
それにしても、岸田首相の支持率が高位安定していますね。
なんでやねんと、首を傾げたくなりますが、結局は、何もしていないので、批判されないというだけのことです。
これが、あえての作戦であれば、大したものです。
参院選まではこのまま何もせず、選挙が終われば、本領を発揮するのか。
いわゆる、タコ壺戦法を取っているのかどうか。
まあでも、何もしないのが本領だと思いますので、期待できないと思いますけどね。
いずれにしても、この危機に、国民のことより選挙を優先する政治家は、その時点でダメですから。