尖閣諸島沖の領海内で発生した、海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件から10年が経過したが、本日、産経新聞に新事実が掲載された。
前原誠司(当時外相)氏への取材により明るみになったようだが、どうやら、当時の菅直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたらしいのだ。
旧民主党政権は、処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、実態は菅氏の強い意向があったとのこと。
「かなり強い口調で『釈放しろ』」と言ったようで、イラ管ぶりが想像できる。
これは、由々しき事態だ。
中国の脅しによって、首相判断で船長を釈放。
その後はどうなっただろうか。
日本は脅せば屈するという印象を相手に与えてしまい、結果、尖閣への度重なる侵入を許してしまっている。
国益を損ねる大失態だと言えるだろう。
立憲民主党が、尖閣への言及がないのは、このせいだったのか。
しかし、前原さんは、なぜ今になって暴露したのだろうか。
国民民主党が分党してしまったので、立憲民主党との違いをアピールするためだろうか。
理由はともかく、国民は真実を知る必要があるので、今回の暴露は評価したいが、どれだけの人がこの記事をとらえることができるだろうか。
新聞は、産経新聞しか報じないだろうし、TVもどうだか。
オールドメディアの姿勢は、情けない限りだ。
民主党が、その後の中国の増長を助長したということは、はっきりと報道すべきた。
偏向報道ばかりしていないで、たまにはまともな報道をしてはどうか。
それにしても、菅(かん)と菅(すが)は、こんがらがってよくない。
いまさら、菅(かん)の話題もそうはないと思うが、なにせ月とスッポンほどの違いがあるので、間違えてはえらいことだ。
決して、みなさん混同なきよう、注意してください。
株価は上昇したが…
本日の株価は、日経平均、ジャスダック、マザーズともに反発した。
昨日のNY市場は休場だったが、NYダウ先物が上昇していることから、安心感が広がった模様だ。
しかし、3連休明けのNYダウとナスダックが、実際どうなるかを見定めてから動きたいという層も、かなり存在すると思う。
先週、暴落しただけに、短期的には注意を要する。
日中はVIX指数に大きな変化はなかったが、ここへきて上昇しており、それにつられてダウ先物も下げだしているので、どうなるだろうか。
いずれにしても、11月の大統領選までは、神経質な展開が予想される。
注視銘柄
直近IPO銘柄で、ウオッチ中は以下の3銘柄。
・インターファクトリー(4057) 6,960円(△270円) ・ニューラルポケット(4056) 7,490円(+440円) ・KIYOラーニング(7353) 9,070円(+530円) |
3銘柄とも、押し目待ちなのだが、なかなか下りてこない。
なかでも、ニューラルポケットは、PERが898倍とすこぶる高いので、この価格帯だと手を出しにくい。
その他、ド本命のサンアスタリスクは、3,900円(△265円)とやっと押し目到来。
明日か明後日あたりが押し目買いの好機となりそうなので、その機を待ちたい。
このように、押し目をひたすら待っているのだが、「押し目待ちに押し目なし」と言われるように、なかなか押し目買いのチャンスはやってこない可能性もある。
こうした時は、「初押しは買い」との格言もあるように、好機を逃さない積極的な姿勢が大切にもなるので、行くと決めたら積極果敢に対処したい。
下がった時ほど株と向き合う姿勢が大切
株は、上がった時は気持ちよく見られるものだが、下がると嫌気がさして見るのを止めてしまうことが多い。
資産が目減りするのを見るのは忍び難いもので、誰もが目を背けてしまいたいものなのだが、こういう時こそ、しっかりと目を見開いて冷静に対処したい。
撤退するのか、買い増しするのか、毎日流れを観察しながら、ジャッジしなければならない。
これも言うは易く行うは難しで、なかなか実行できない。
私も、株歴はもう20年近くなるのだが、最近までは目を背けがちだった。
ここをしっかりと向き合うための対策として有効なのは、このブログだ。
ブログに記載するには、株価動向を分析しなければならないので、否が応でも株価と向き合うことになる。
なかなか向き合えないという方は、ブログのように書き記すことを習慣化すれば良いと思うので、実践してみてはどうだろうか。