本日は、G1.マイルチャンピオンシップ。
馬券はなかなか調子悪いのだが、性懲りもなく、予想してみたい。
マイルチャンピオンシップといえば、初めて京都競馬場で観戦したのが、1993年。
黒の勝負服が印象的なシンコウラブリーが、1番人気にこたえて勝利した。
当時を思い出して象徴的なのは、午後になって雨が降り出してきたら、周囲がザワザワし出し、ザオウ、ザオウと言い出したのだ。
ザオウとは、イイデザオウで、前走、重馬場のアイルランドトロフィーを勝っており、道悪巧者と見られていた。
結果は、最後、シンコウラブリーに捕らえられたが、見事2着に逃げ残ったのだ。
私は、フジヤマケンザンが本線だったのだが、周りがザワついたおかげで、イイデザオウを押さえることができ、的中となった。
また、翌年のマイチャンも忘れられない思い出だ。
前年のエリザベス女王杯2着以降、覚醒したノースフライトが断然人気だったが、名スプリンターのサクラバクシンオーと一騎打ちになった。
バクシンオーは、1400mまでは絶対王者だったのだが、マイルは勝てておらず、1600は長いとずっと言われていた。
私は、バクシンオーを応援しており、ノースフライトとバクシンオーの馬連一点買いと、バクシンオーの単勝馬券を握りしめ、最後の直線コースで「ふとし~」と叫んでいた。
※「ふとし」は小島太ジョーキー
残念ながら、最後に差されてしまい2着に終わったが、熱いレースを楽しませてもらった。
やっぱり、競馬は生観戦が一番だと思う。
今年のマイルチャンピオンシップは?
さて、前段が長くなってしまったが、今年のマイチャンはどうだろうか。
いや、もうこれは、グランアレグリアで間違いないだろう。
安田記念で、アーモンドアイを寄せ付けず、前走のスプリンターズステークスでは、15番手から直線一気でごぼう抜き。
1200~1600mでは、もうこの馬に敵う相手はいないだろうと思う。
しかも、鞍上は絶好調のルメールで、枠順も2枠4番で申し分なく、割引材料もないので、頭は鉄板だろう。
対抗は、こちらも断然サリオスと考えていたのだが、大外枠がどうだろうか。
どちらかといえば、前につけたいと思うので、これは不利な材料といえる。
また、グランとの叩き合いとなると、分が悪いようにも思える。
マイル適性でいえば、やはりグランが一枚上手ではないだろうか。
グランアレグリアを負かす可能性があるとすれば、レシステンシアだろうか。
あの先行力は魅力があり、枠も1枠2番と絶好枠を引き当てた。
阪神1600は、阪神JFを5馬身差レコードで逃げ切った舞台。
今回は休み明けになるが、追い切りの調子も良さそうだし、馬体重も500kg超とかなり成長しているらしい。
馬体重が増えすぎるのも逆に気になるところだが、グランを負かすとしたら逃げ残りしかない。
今回は、北村ジョッキーに戻り、ため逃げをせずに飛ばしていくと思うので、ひょっとしたらの展開があるかもしれない。
他に気になる馬は、サウンドキアラあたりだろうか。
前走にスワンSこそ10着と凡走したものの、その他は3勝2着1回と、今年に入り覚醒した感がある。
オッズ的にも魅力があるので、押さえておきたいところだ。
ということで、馬券としては、グランアレグリアとレシステンシアの馬連を核として、この2頭からの3連複で、サリオスとサウンドキアラを絡ませていきたい。
さあ、どうなるだろうか。