本日は、秋華賞。
無敗の3冠牝馬が誕生するかに注目が集まっている。
ここのところ、予想は全然ダメなので、そろそろ的中させたいところだ。
まずは、やはりデアリングタクト。
枠は、7枠13番なので、包まれずゆったりと進めていけるので、この馬にとっては悪くはないだろう。
ローテーションは、オークスからのぶっつけ。
以前であれば、古くは、ベガ(この時は、ベガはベガでもホクトベガが勝利)がぶっつけで3着に敗退したように、5か月の放牧明けともなれば、勝利はおぼつかなかった。
しかし、調教環境が整備された現在であれば、あまり問題なくなってきている。
もちろん、馬の性質にもよるので、向き不向きはあるだろうが、近くでは、一昨年のアーモンドアイ、昨年のクロノジェネシスは、オークスからのぶっつけで勝利しているので、この馬にとってもマイナス材料とはならないだろう。
唯一の不安材料は、京都内回りというコースだろうか。
直線が短く、差し届かないケースは十分ありうる。
あの名牝ブエナビスタも、3冠がかかった秋華賞で、圧倒的1番人気に支持されながら、直線届かずの2着(結果は3位降着)となった。
しかも、鞍上は名手、安藤勝己(アンカツ)だ。
さらに、今回は馬場が悪そうなので、条件は悪い。
よって、差しが届かずという状況は、十分あり得る。
あとは、鞍上の松山君が、無冠の3冠牝馬誕生というプレッシャーに打ち克つことが出来るかどうかだ。
今期は、絶好調なので、ぜひ乗り越えてもらいたいところだ。
続いて、リアアメリア。
デアリングタクトを負かすとしたら、この馬しかいないと思っている。
もともと2歳時は、阪神JFが1番人気に支持されていたように、NO.1牝馬と評価されていた馬だ。
残念ながら、その後、何故かは分からないが、凡走が続いてしまい評価を下げたのだが、オークスで4着で好走し、復調の兆しをみせた。
この時のレースを見て、これは、秋華賞が面白くなったと密かに感じたものだ。
そして、前哨戦のローズS、馬体も10キロ増と成長し、レース自体も危なげなく完勝した。
また、枠も、この馬にとっては絶好の1枠2番。
重馬場が合うかどうかは分からないが、最高の状態、条件で本番を迎えることができるので、逆転は十分可能とみる。
その他を上げるとすると、ウインマイティとウインマリリンのウイン軍団だろう。
ウインマイティは、オークスが惜しい3着。
舞台が、得意の右回りとなれば、その差は縮まる可能性が高い。
前走のローズSは、出遅れが響き6着と敗れたが、悲観する内容ではない。
もともと叩き良化型なので、上積みは十分だ。
もう一方のウインマイティは、オークス2着。
こちらもウインマイティ同様、惜しい内容だった。
この時、ドラマがあった。
過去2走は横山武史が乗っていたのだが、オークスは、武史が騎乗停止のため、父の典ちゃんに乗り替わりになったのだ。
親子のバトンリレーで2着に導いたのだが、今回は、武史に戻るので、本人としては並々ならぬ思いを抱いていることだろう。
馬のポテンシャルも相当なものだと聞こえてくるので、可能性は十分ある。
その他も、有力馬はいろいろいるが、買っても抑えまでとしたい。
馬券の買い方だが、デアリングタクトの無敗の3冠牝馬誕生を期待しつつも、リアアメリアの1着固定で勝負したい。
さて、結果やいかに。