本日の日本株も強く推移し、日経平均株価は3日続伸し、240円高でフィニッシュ。
東証1部全体でみても、6割超の銘柄が上昇しており、その堅調ぶりが伺われる結果となった。
懸案のマザーズ市場も、本日は小規模ながら反発してくれ、75日線は何とか保つことが出来た。
このまま少しずつでもよいので、25日線を突き抜けてほしいものだ。
飲食店に時短要請に物申す
それにしても、政府のGo Toへの対応は、お粗末な限りだ。
本質的な原因を突き止めようとせず、ただ、話題となっているものに対して、手っ取り早く手を付けているにすぎない。
しかも、肝心なところは知事に丸投げするという、みっともない対応となっている。
何が対策になるかなどは、もうはっきりしていることで、マスクと手洗いの徹底に尽きる。
よって、何事もここを徹底するような対策をすれば良いものを、どうして、枝葉末節なことしかできないのか。
飲食店の営業時間を短縮しても全く意味がないといっていい。
お店の経営が傾いてしまうので、むしろ害悪でしかない。
確かに、飲食は、感染のリスクが高いといえるのは間違いない。
では、どの部分が感染リスクが高いというと、マスクを外して会話をするというところだ。
なので、何をすれば良いかは明確であって、食べたり飲んだりする時以外は、マスクを着用することを義務化すれば良いだけのことだ。
こういうと、いや、そんなのは馴染まないだとか、そこまでして外食したくないという人がいるのだが、これを義務化し徹底することで、馴染ませればよい。
面倒くさそうに思えることも、慣れてしまえば、全く問題ない。
人間は、適応力のある生き物なのだ。
こうすれば、外食を気兼ねなく楽しむことができるし、お店も助かる。
どうして、こんな簡単なことが出来ないのか、不思議でならない。
在宅勤務はどこへ行った?
あと、ここのところ気になってならないのは、会社に出勤する人が増えていることだ。
これは、電車の込み具合で簡単に分かるのだが、ここのところ、どんどん人が増えてきている。
少し前までは、結構まばらな乗車数だったのだが、今ではもう押し合いへし合いの満員電車に舞い戻ってしまっている。
あれだけ、在宅勤務のメリットが叫ばれていたのに、どこへ行ってしまったのだろうか。
企業は、対外的には、5割くらいの出社率などと言っているが、実際はほとんどの社員が出社していると思われる。
日本企業は、アナログな従業員管理から、なかなか脱げだせない、変化できない企業が多いのだとつくづく感じる。
そういう意味では、伊藤忠商事の対応は見事といえる。
感染者数の増減にあわせて、出勤体制を機動的に変えており、感染者が拡大している今は、全社員在宅勤務に切り替えている。
こういった企業が、今後伸びていくのは間違いないと思う。
時代の変化に、柔軟に対応できるということは、言うのは簡単だが、実際に行動に移すことはなかなか出来ないことだ。
この点において、伊藤忠商事は評価されるべきで、当然に株も買いということになると思うがどうだろうか…。