この3連休は、多くの時間を四季報研究に費やしていますが、まだ半分までしか進んでいません。
いつもは、先頭のページから見ていくのですが、そうすると、毎回、マルハニチロと日本水産から始まり、顔ぶれが変わり映えしないものですから、今回は、逆に最終ページから遡る形で、読み進めています。
まだ半分程度しか確認できていませんが、全般的に、業績がかなり良くなっているということが言えます。
2020年度は、コロナ禍で各社相当落ち込みましたが、21年度は、V字回復している感じです。
20年度の落ち込みは、景気後退も伴っていましたので、かなり深刻なものになっていました。
ここからの回復は、相当時間がかかるのではないかと推測されていましたが、まさか、過去最高益をたたき出すまで一変するとは、誰が予想できたでしょうか。
もちろん、株価は、先行して上昇し、日経平均株価は3万円を突破していましたので、期待感はあったのですがね。
いやあ、「谷深ければ山高し」とは、まさにこのことなのでしょうね。
このような業績ですので、魅力的な銘柄は多くあるのですが、当然に株価も上昇しているものが多く、ここから仕掛けるには少々遅きに失する感じがします。
よって、業績回復かつ株価停滞している銘柄を探すことになるのですが、まだ半分程度の考察ながら、これも結構あるんですよね。
絞り込むのが大変なくらいなのですが、問題は、数字通り上がってくれるかどうかです。
PERは、割安度を計る指標ではありますが、万能ではありませんので、割安だから上がる保証はどこにもありません。
過去と比べて相当程度割安なのに、一向に株価が上がらない銘柄も、たくさんあるわけです。
また、このような銘柄は、従来型の大型株が多いです。
現在の投資戦略は、デジタル銘柄を中心とした成長株に重きを置いていますので、オールドカンパニーとなると、投資戦略を変更することにもなってしまいます。
基本的には、儲けることが大切なので、可能性が高い方に投資するということがセオリーですから、方向転換は大きな問題ではないわけですが、感情的には、簡単にはいかないものもあります。
しかし、もし戦略が誤っている場合は、修正することが何より重要ですので、今回の四季報研究を機に、投資戦略を再考してみたいと思います。
残り半分、頑張っていきましょう!