ここのところの日本市場の最下落に伴い、割安銘柄が増加しています。
株は、下がって上がっての繰り返しのゲームだとすると、下がったところを買わないと、ゲームに勝てないということになります。
基本的には、このように簡単なルールでありますので、この方法を徹底すれば勝てるということになるのですが、皆さんもご存じのように、これが簡単ではありません。
なぜなら、下がった時に買えないし、上がった時に売れないからです。
下がった時に、なぜ買えないのか。
それは、下がっている時は、悲観的になりますので、まだ下がるのではないかという「恐怖」から、買うことができません。
では、なぜ上がった時に売れないのか。
それは、上がっている時は、楽観的になりますので、まだ上がるのではないかという「欲」から、売ることができません。
これ全て、人間の感情からくるものです。
この感情に、人間は打ち勝つことが、なかなかできないわけです。
そこで、この弱点を克服するために、機械的に売買するシステムが生まれました。
システムであれば、感情はありませんので、どんな場面でも動じることなく売買することができます。
よって、勝利する確率も上がってくるのです。
では、皆、そのようにすれば良いと思うのですが、これもなかなか簡単ではありません。
もちろん、導入資金の問題もありますが、機械的にしてしまっては、面白くないという、これも感情的な問題があるのです。
自分で考えて、行動してこそ、充実感があるというものです。
機械的に行なってしまっては、味気ない。
意志あってこそ、株の醍醐味だというものです。
これは、否定しきれないものがあります。
株は、儲けるためという大目的があるのですが、一方で、楽しいから続けていられるということもあります。
楽しくなければ、自分の意思がなければ、大金を失った時に、耐えられないでしょう。
ということで、なかなか複雑なところがありますので、単純には行かないわけです。
それでも、安くなったら買わないと儲かりませんので、ここは買っていかないといけません。
今でいうと、USEN-NEXT、CKD、良品計画、ツガミなどが、安くなっていますので、ここは指値を入れているところです。
さて、今週はどうなるでしょうかね!