昨日のNY市場は、軟調な展開となり、やや一服感がありますが、本日の日本市場は休場のため、影響なしです。
明日は市場が開きますが、来週はGW週間となりますので、身動きが取れない状況となります。
NY市場は、基本的には強く、最高値更新を続けており、大きな崩れはないと思われますので、安心したい思いますが、このような状況下であるならば、米国株に投資した方が良いのではないかと、最近思えてきました。
高値掴みは、御免被りたいところですが、オニール流に考えるならば、買いの一手なのかもしれません。
こらからの身の振り方、投資戦略をどうするか、市場ごと対象を変えてしまうのかを含め、ここは真剣に考えてみたいと思います。
ワクチン接種について
さて、今、世界中の関心事といえば、コロナウイルスのワクチン接種ということになるでしょうか。
日本においては、感染者が少ないことや、危機管理能力の欠如といった問題から、まだワクチン接種が本格化していませんが、いよいよ6月からは、高齢者への接種が大体的に始まりそうです。
恐らくは、多くの人は、接種を受けるのだと思いますが、受けるかどうかを悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
抗体をつくるといえど、体内に異物を入れるということですので、抵抗感があるのは当然ですし、その副反応も気になるところです。
副反応については、先行摂取している人の状況からして、大きな問題はなさそうですが、長期的に見た時にどうなるのかは、まだ分からないところです。
基本的に、ワクチンを接種するかどうかは、感染する確率や感染後の致死率が、ワクチン接種による後遺症リスクよりも高い時に有効になると思いますが、今回の場合はどうなのでしょうか。
海外においてはどうかわかりませんが、日本においては、感染者は非常に少なく抑え込まれていますので、無理に接種する必要はないようにも思えてしまいます。
このような状況ですので、必ずしも接種する必要性はないと思うのですが、人間社会においては、このような合理的判断はなかなか受け入れられないのが、辛いところです。
同調圧力という暴力
ワクチン接種は、集団行動になりますので、このような場合、人間社会においては、みな同じように行動することが求められます。
いや、求められるという生やさしいものではなく、強要されるといった方が良いでしょう。
みんな接種するのだから、接種するのが当たり前でしょ、という空気になってしまいます。
そこからはみ出した行動は、いかに合理的でも、個人的な信条の問題であっても、許容されず、排除されます。
これが、同調圧力でり、また、俗にいう「村八分」です。
ワクチンパスポートなども、このような発想からきているものと思います。
ワクチン接種していないと、実質的に、社会生活が送られなくなってしまうのです。
まあこれも、民主主義的にいえば、当然の帰結なのかもしれません。
接種した人の方が多くなれば、こちらが多数派になるわけですので、そうなると、この多数派が世の中を決めていくことになるのです。
そうなると、非接種の人は、少数派となり、社会的弱者となっていってしまいます。
こう考えると、案外、単純なことなのかもしれませんね。
フリーライダーになれるのは…
このように、ワクチン接種の有無によって、これからの生活が大きく変わっていくことになりそうですが、こと、コロナウイルスのことのみを考えると、少数派にもメリットはありそうです。
ワクチン接種者が大多数派となり、かつワクチンの効力が有効となった場合は、コロナ問題は収束することになります。
そうなりますと、ワクチン非接種者は、ワクチンを接種することなく、感染することもなくなるわけです。
つまり、非接種者は、ワクチンの副反応リスクを負うことなく、コロナ収束のメリットを受けることができるのです。
これが、フリーライダー(ただ乗り)理論です。
このフリーライダーは、既に囁かれ始めていますので、もうご存知の方も少なくないと思います。
あまり大体的に広まってしまうと成り立たない理論ですが、メディアが取り上げることはないと思いますので、恐らくは拡散されないでしょう。
どうするかは、自己判断になってきますが、決断する時期は段々と迫ってきています。
皆さんは、どうされますか?