本日は、菊花賞の前哨戦、神戸新聞杯。
無冠の二冠馬、コントレイルの秋始動戦となる。
現在5戦5勝、強力なライバルも見当たらないここは、難なくパスするだろう。
歴史的名馬に名を連ねるためにも、ぜひ完勝してもらいたい。
コントレイルは鉄板ではあるが、馬券的には、なかなか難しい。
相手をどう選び、どのような馬券を選択するのか、検討してみたい。
1.グランデマーレ
2戦2勝馬、骨折し10か月休養明けのレースとなる。
底を見せていないので、もし逆転があるとしたらこの馬。
レース展開も、コントレイルが負けるとしたら逃げ残りであり、逃げ馬のこの馬は展開的にも魅力がある。
割引材料は、ロードカナロア産駒のため距離が長いことと、やはり休養あけだろうか。
3.ビターエンダー
関東馬のこの馬が、セントライト記念ではなく、あえてコントレイルの出走するこのレースを選択してきたことに、不気味さを覚える。
確かに左回りは、ダービー以外は、2.1.1.0であり、得意といえる。
あとは、ダービー10着をどう評価するかだが、スタートで躓いたこともあるが、プリンシパルを叩いたことにより、皐月賞から中2週が続いた疲労感が出たと思う。
乗替は割引だが、吉田隼人は、今年重賞で好騎乗を連発しているので、期待はもてる。
オルフェーヴル産駒でもあり、相手筆頭と評価したい。
6.マンオブスピリット
京都新聞杯は、ディープボンドと大接戦を演じたが、ダービーは出遅れもあったが力負け感あり。
この夏の成長力いかんとなるが、気になるのは鞍上デムーロ。
3週連続で追い切りに騎乗するなど、かなり力が入っているので、一発があるかもしれない。
7.エンデュミオン
春の成績はパッとしなかったが、夏の新潟で力をつけてきた上り馬。
前走の阿賀野川特別(2200芝)も1番人気に支持され、結果は2着だったが、これは位置取りが後ろすぎたことが敗因で、終いはよく伸びてきている。
クラシック組と比べ、格では見劣りするものの、ここは何が何でも菊花賞への権利を獲りに来るはずなので、押さえておきたい1頭だ。
11.ディープボンド
京都新聞杯を快勝し、ダービーも5着と好走しており、実績はメンバー上位。
切れるタイプではないが、タフな馬の印象が強く、ロングスパートも可能。
鞍上の和田ドラゴンも安定感があり、押さえ必要。
15.ファルコニア
スプリングステークス4着、京都新聞杯3着と惜敗が続いているが、前走の京都新聞杯は、内に突っ込んだので最後伸びなかった印象があり、外へ出していればディープボンドらともっと僅差となっただろう。
鞍上も川田で申し分ない。※個人的には彼の騎乗スタイルは好きではないが…。
馬体重が増えていれば、成長の証である。
17.マイラプソディ
2歳時はクラシック候補と騒がれていたが、残念ながら伸び悩んでいる。
ダービーは、3角から先頭に立つなど、積極的な競馬をしており(典ちゃんらしい)、闘争心に火が付いたかどうか。
ハーツクライ産駒は、ここから成長するタイプが多いので、一変があってもおかしくない。
18.ヴェルトライデンゼ
ダービー3着、ホープフルS2着と、実績では断然2番手扱いとなる。
春に応援していた馬なので、ここは頑張ってもらいたい馬だ。
ただ、骨折放牧明けで、休み明け感は否めない。
また、軽かったようだが、熱発明けというのも気になる。
さて、有力馬を評価したが、難しいのは馬券の買い方だ。
コントレイルは鉄板だが、オッズがつかない。
ヒモ馬の頭数も多いので、広く流していては、がみってしまう。
いつもなら、3連複2頭軸でいくのだが、そうすると、コントレイルともう一頭が同列になってしまい、これも面白くない。
となると、コントレイル1着固定の3連単フォーメーションしかあるまい。
相手は、ビターエンダーで勝負。
1着:2 → 2着:3 → 3着:1,6.7.11.15,17,18
1着:2 → 2着:1,6,7,11,15,17,18 → 3着:3
来週からは、いよいよ秋のG1が始まる。
ここは幸先よく、予想的中といきたい!