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京都大賞典&毎日王冠を分析してみた!

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本日は、スーパーG2の「毎日王冠」と「京都大賞典」が開催される。

来週からは、牡馬牝馬ともに、3冠がかかるクラシック最後の戦いがあるので、ここで弾みをつけたいところだ。

 

このG2を初めて観戦したのは、1993年。

今から27年も昔になる。

 

その頃は、毎週のように京都競馬場に参戦しており、未勝利馬の馬まで諳んじるほど、熱狂していた。

やはり、競馬は生で見ると大迫力があり、大興奮すること間違いなしだ。

 

1993年の京都大賞典の勝ち馬は、メジロマックイーン

鞍上は、レジェンド武豊で、当時はまだ若干24歳だ。

 

マックイーンは、その年の春の天皇賞で、マーク屋・的場鞍上のライスシャワーに敗れたものの、宝塚記念をなんなく勝利。

この京都大賞典も、単勝オッズ1.2倍の断然人気に応え、当時のレースレコードで快勝した。

 

7歳という年齢を感じさせず、悲願の秋の天皇賞を狙いにいったのだが、レース前に故障が発生し、引退してしまった。

残念ながら、この京都大賞典が、歴史的名馬のラストランになったのだ。

 

ちなみに、2着にはレガシーワールド(鞍上河内)が入り、次走のジャパンカップを制覇している。

私は、メジロパーマーを応援していたのだが、こちらは9着と惨敗した。

 

 

もう一方の、毎日王冠のレースも、鮮明に覚えている。

なにしろ、シンコウラブリー黒一色の勝負服が、格好いいことこの上なかった。

 

シンコウラブリーは、滅法強かったのだが、当時、外国産馬は出られるレースが限られていたので(クラシック×、天皇賞×)、今であればもっと活躍していたと思う。

なにせ、名伯楽「藤沢和雄」調教師に初の重賞・G1制覇をもたらした名馬だ。

 

2着は、セキテイリュウオー、田中勝春のお手馬だ。

こちらは、G1で2着にはくるものの、ついにG1馬にはなれなかった。

 

私自身は、ヤマニンゼファーを応援していたが、59kgの斤量もあり、6着と惨敗。

しかし、次走の天皇賞秋では、長いと言われていた2000mを克服し、天皇賞馬となり、歓喜した覚えがある。

 

 

京都大賞典

 

さて、今年の京都大賞典だが、1番人気が今のところキセキになっているように、混戦模様といえよう。

キセキはもちろん実績馬であり、前走の宝塚記念も2着と、復活の兆しを見せているのだが、安定感がなく本命にはしづらい。

 

また、乗りにくい(制御しにくい)馬であり、名手・武豊でさえ難儀していたところ、今回は乗り替わりで浜ちゃんなので、これもマイナス要素といえよう。

 

2番人気は、上り馬キングオブコージで、前走の目黒記念も勝ちっぷりから、連勝してもおかしくはない。

しかし、大外枠で斤量も前走から3kg増、また相手も強化しているので、それほど甘くはないと思える。

 

ということで、ここは、3連複2頭軸で攻めたいと思う。

 

1頭目は、ステイフーリッシュ

なにせ戦績が安定しており、得意の京都コースということで、連軸としてはもってこいだ。

 

キングオブコージには目黒記念で惜敗しているが、当時の斤量は57.5kgであり、今回は△1.5kgの56kgで勝負になる。(相手は+3kgの57kg)

また、乗り替わりとなるが、祐介とのコンビは、京都新聞杯を制しており、全く問題ないだろう。

 

2頭目は、牝馬の上り馬・カセドラルベル

重賞初挑戦となるが、古馬になってから成長力のあるハーツクライ産駒であり、牝馬には珍しい550kgの馬体で、牡馬を圧倒してくれるのではないだろうか。

 

戦績も安定しており、鞍上も絶好調の松山弘平なので、馬券的妙味はある。

 

馬券は、このステイフーリッシュとカテドラルベルの3連複2頭軸で、相手は、ダンビュライト、キセキ、グローリーヴェイズ、パフォーマプロミス、キングオブコージの人気どころに流したい。

 

 

毎日王冠

 

毎日王冠は、人気だがサリオスで固いと見る。

クラシック戦線で連続2着の安定感があり、鞍上もルメールで死角がない。

 

相手は、ザダルにしたい。

父がトーセンラーということもあり、適距離がなかなか定まらなかったが、ここ2戦の1800戦が強い内容で、中距離戦がベストではないかと感じる。

 

直線の長い東京コースは、前走の関越SやプリンシパルSを快勝しており、ベストな舞台といえる。

 

 

馬券は、1着サリオス、2着ザダル固定の、3連単フォーメーションで勝負したい。

3着には、アイスストーム、ダイワギャグニー、サンレイポケット、サトノインプレッサを入れておけば、問題ないだろう。

 

さて、結果やいかに。

 

 

 

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