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競馬エプソムカップを予想してみた【データ分析で勝率を上げる】

投稿日:2020年6月14日 更新日:

 

 

春のG1戦線が幕を閉じ、前半戦は、あと宝塚記念を残すのみとなり、競馬界はどこか寂しげな様相を呈している。

いつか馬主になる夢を抱きながら、いち競馬ファンとしては、可能な限り参戦していきたいと思っている。

 

というわけで、本日は、エプソムカップとマーメイドステークスの2つのGⅢレースがあるのだが、別定レースであるエプソムカップを予想していきたい。

 

フルゲート対決(牡馬 VS 牝馬)

 

18頭のフルゲートとなり、牡馬14頭、牝馬4頭の出走となった。

過去10年で、牝馬が3着以内になったのは、ルージュバックとサラキアの2頭のみ。

ルージュバックはG1級の馬(オークス2着)、昨年のサラキアは、稍重馬場での逃げ残りだ。

 

対象牝馬:サトノガーネット、サラキア、シャドウディーヴァ、アンドラステ。

 

枠番の優劣

 

過去10年の連対馬の枠順は、内外あまり優劣はない。

※このコラムでいう連対とは3着以内のことを指す

3枠が最も良い成績(1着1回‐2着2回‐3着3回)を残しているのだが、8枠もそれほど差がなく(1着2回‐2着2回‐3着1回)、枠は考慮に入れる必要がなさそうだ。

 

人気の優劣

 

過去10年の1番人気の成績は、1着4回‐2着2回‐3着1回と、信頼度は比較的高い。

2番人気も、1着3回‐2着1回‐3着1回と悪くなく、上位馬の信頼は高い。

一方、6番人気以下は、1着0回‐2着4回‐3着6回と、優勝は難しいかもしれないが、連に絡む可能性は十分ある。

小波乱~中波乱は期待できそうだ。

 

1番人気:ピースワンパラディ、2番人気:サトノアーサー (14日10時現在)

 

馬齢の優劣

 

過去10年の馬齢別の連対馬を見てみると、4歳馬が強いのが分かる(1着8回‐2着6回‐3着2回)。

後は、5歳馬(1着2回‐2着2回‐3着2回)、6歳馬(1着0回‐2着2回‐3着3回)の順番となる。

1着は、4歳馬と5歳馬で100%の確率なので信頼度は高いか。

 

4歳馬:ピースワンパラディ、エメラルファイト、アトミックフォース、シャドウディーヴァ、アンドラステ、トーラスジェミニの6頭。

 

産駒(血統)の優劣

 

過去10年の父馬を見てみると、ここもディープインパクトが9回と最も連対が多い。

次は、キングカメハメハ、ステイゴールド、ダンスインザダークが2回だ。

 

ディープ産駒:サトノガーネット、ギベオン、サトノアーサー、サラキアの4頭。

ステゴ産駒:ソーグリッタリング、マイネルファンロンの2頭。

キンカメ産駒:ダイワギャグニー、レイエンダの2頭。

 

馬場適正の優劣

 

本日の天気は、曇一時雨予想。

現在の東京競馬場は不良馬場。よって、不良もしくは重馬場での開催となりそうだ。

そうなると、重馬場適正が気になるところだ。

 

しかし、稍重は経験があっても、重と不良馬場は経験したことがない馬がほとんどだ。

そんな中で、経験した馬を見てみると、ピースワンパラディが連対100%(1-1-0-0)と相性がよさそうだ。

あとは、ソーグリッタリング、サトノアーサー、マイネルファンロン、インビジブルレイズ、アンドラステあたりか。

 

人気上位馬の分析

 

では、肝心の予想に移っていきたい。

 

1番人気:ピースワンパラディ

若干、過剰人気かと思うが、データ的には侮れない存在だ。
経験の浅さは否めないが、わずか3走目で青葉賞3着という実績もある。
不安材料は、騎手だろうか。
津村君は、全国リーディング34位(3着内連対率0.251)で、重賞12勝(直近は19年の愛知杯、8番人気1着)。

 

2番人気:サトノアーサー

近走成績は堅実だが、勝ちきれない印象。
サトノ軍団の勢いにも陰りが見える。
鞍上のレーンは魅力だが、ここまで印は回らないか。

 

3番人気:レイエンダ

昨年の優勝馬で、鞍上ルメールで、1番人気になりそうなものだが3番人気。
基本、外枠が合わないのかもしれない。
馬場的に、先行しないと厳しい展開になりそうで、割引か。

 

独断と偏見予想

 

◎ シャドウディーヴァ(7番人気)

直近2走は二桁着順だが、この馬にとってマイル戦は忙しく、追走に手間取ったことが敗因と予測。
1800m戦は適距離であり、先行できれば勝機あり。
鞍上のデムーロも魅力大。

 

〇 ソーグリッタリング(5番人気)

昨年1番人気で3着。前走のメイステークスは、同距離-同コースで内容の良い2着。
重馬場のステイゴールド産駒は、かなりしぶとく、連対の可能性は高い。

 

△ インビジブルレイズ(13番人気)

前走は重賞初挑戦となる新潟大賞典5着。重賞の目途がついた。
その前の2走は、2000m戦を連勝しており、本格化した兆しがある。
先物買いにはなるが、成長力のあるハーツクライ産駒に期待。

 

△ ピースワンパラディ(1番人気)

上述した通りで、1番人気は人気過剰だが、連対率100%で押さえ必要。

 

上記4頭で決まれば、配当は結構つきそうで面白い。

過去10年の配当平均は、馬連1,882円(380~5,670円)、3連複10,347円(790~43,850円)、3連単43,657円(2,750~147,390円)と中波乱程度はあり得そうだ。

さて、どうなるだろうか…。

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