本日の日本市場は、全面高の展開。
衆議院選挙の結果が、予想外に良いように作用したようです。
今回の選挙は、自民党が単独で過半数を確保することができるかが焦点となっていました。
233議席ギリギリの確保であれば、サプライズなしで、恐らく売り展開。
そこを割り込めば、暴落の展開が待っていました。
つまり、議席を減らすことは織り込み済みで、どれだけ負けるかが問題だったのです。
私の予想としましては、過半数を割り込むことも十分あり得るというシナリオを立てていましたので、選挙後は悲惨な展開になると覚悟していました。
ですので、投票前に、現金比率を高めておきたかったのですが、予想外に早く売り相場になってしまいましたので、処分することが出来ませんでした。
よって、あとは神頼みとして、奇跡が起こることを期待したのですが、本当に、奇跡が起きてしまいましたね。
なぜに、ここまで健闘できたのかと振り返ってみますと、やはり、野党第一党の立憲民主党が、墓穴を掘ったことが大きいでしょう。
議席を伸ばすと予想された立憲は、まさかの、議席減と惨敗。
また、主力級の人が落選するなど、いいとこなしでしたので、これに助けられましたね。
とにもかくにも、暴落を避けることが出来て、ホッとしています。
では、この相場がいつまで続くのか、ということが次の焦点となります。
今後の日程を見てみますと、10日に内閣発足、大規模経済対策を中旬に発表となっていますので、ここまでは、上向きな相場が続くのではないかと思います。
その後については、経済対策がどのようなものになるのかによリますね。
大した内容でない場合は、失望売りになるでしょう。
そして、恐らくは、大した内容にはならないでしょうね。
なぜなら、財務省主導内閣になりそうですから。
なので、シブチンな内容になると思われます。
となりますと、中旬までが勝負ということになりますね。
今回は抜かりなく、行きたいところです!