昨日のジャクソンホールでのパウエル講演は、ネガティブサプライズとなってしまいました。
NYダウは、1,000ドル安と大暴落、市場の楽観予想は見事に裏切られた格好となりました。
市場は、利上げペースを弱めるような発言をすると期待していましたが、議長は金融引き締めを継続する姿勢を鮮明にしました。
「インフレ抑制には家計や企業にある程度の痛みが伴う」と発言していることから、強い意志を持って覚悟を決めていることが分かりました。
S&P500種株価指数は、1月の史上最高値から6月の底値まで24%下落し、その後は17%戻していましたが、ここからまた下値を探る展開となるのでしょうかね。
ダウについても、3万ドルまで下落する可能性もあるのでしょうね。
そのよう環境下、日本市場への影響はどうなるでしょうか。
日経平均先物は、490円安となりましたので、週明けの月曜日は、おそらく28,000円を割り込んでくるのでしょうね。
パニック売りも想定されますので、来週は、波乱の週となる可能性が高いです。
このような時は、慌てて仕掛けるのは良策と言えませんので、しばらく様子見するのが良いかと考えています。
暴落時に売るのは損しますし、買うにしても下値を探る展開時には高値掴みする可能性が高くなります。
よって、落ち着くまでは、傍観するしかありませんね。
今年は、なかなかヒットが飛ばせず、含み損を抱える期間が長期化する厳しい年となってしまっていますが、耐えるしかないです。
ヤケクソになって、大勝負することは、慎まないといけません。
どうにかして、現状を打開したいという気持ちが強くなりますので、一発勝負する誘惑に駆られてしまいますが、失敗すれば再起不能になることもあり得ますし、このような環境不良なこのようなタイミングでは、よりリスクが高まってしまいます。
辛いですが、今は耐え、タイミングを待つことに徹しようと思います!