今週のマーケットは、概ね堅調に推移しましたので、ポートフォリオについても、順調に含み益を積み重ねることが出来ました。
結果として、先週比で1.9%増となる、67万円のプラスとなりました。
先週は50万円弱のマイナスでしたので、このマイナス分を取り戻すことができたわけですが、結局のところ、プラスとなったりマイナスとなったりの繰り返しで、絶対的に資産がなかなか増えていかない状況に陥ってしまっています。
行ったり来たりのすれ違い、一喜一憂をしているだけで、一向に増えないこの現実を、どう変えていけるかが、今年の後半戦の大きな課題となりそうです。
この原因としては、いくつかあると思っていますが、一つは、含み益を確実に利益に出来なかったことがあります。
売るタイミングというのは、買うよりも数段難しいわけで、利益が出た時にどこで確定させるかは、永遠のテーマと言えます。
上がっている時は、気持ちも大きくなり、欲もどんどん膨れ上がっていきますので、なかなか売ろうという気にはなれないものです。
もちろん、テンバガー銘柄が現れるように、実際に上がっていけば良いわけですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
そうなると、まだ上がると思った時が天井となり、そこから、急降下していくわけです。
このような展開になってしまうと、含み益はどんどんと少なくなっていき、売るタイミングはさらになくなり、ついには、含み益が含み損に入れ替わり、さらに、含み損が拡大していきます。
このように、大きな含み益も、あっという間に大きな含み損になってしまい、ここからさらに長い間、塩漬けになってしまうのです。
塩漬けになると、長期間、資金が拘束されてしまいますので、パフォーマンスが落ちてしまいます。
そして、この塩漬け銘柄が増えると、更にパフォーマンスが落ちることになってしまい、これが、今、私が陥っている状況と言えます。
ポートフォリオで言いますと、エーアイ、サンアスタリスク、オプティム、KaizenPlatformが、これに該当します。
この4銘柄は、既に1年近く保有しており、一時は、500万円以上の含み益があったのですが、今では160万円もの含み損になってしまっています。
つまり、660万円もの差が生じていますので、こんなことをやっていては、なかなか利益が増えていかないわけです。
株歴、20年近くになっても、こんな下手くそな運用をしており、恥ずかしい限りですが、このように、現実に向き合い反省をできるようになったことは、多少の進歩かと思っているところです。
今年もまだ半年ありますので、目標に近づけるべく、改善していきたいと思います。