本日の日経平均株価は、朝方は上昇したものの、後場に入って値を崩し、終値は211円安。
東証1部上場銘柄の実に9割弱が値下がりする、全面安の展開となった。
さすがに、買い疲れもあると思うが、高値警戒感が出てきたのではないだろうか。
足元は、コロナ感染数が増加している話題ばかりなので、ギャップを感じるのも無理はない。
大型バリュー株は、ここまで上昇し過ぎた感があるので、ここからは、やはりデジタル銘柄の再度の上昇だと踏んでいる。
本日も、日経平均の急速な下げを尻目に、マザーズは21.4ポイントの上昇となり、25日線を突破した。
そろそろ、反撃の狼煙を上げる頃合いだと思うので、ここからは大いに期待したいところだ。
師走相場の行方
月日の過ぎるのは早いもので、明日からは師走となる。
年末といえば、2018年の暴落が記憶に新しいところだが、今年はどうなるだろうか。
日経平均を見てみると、ここから一段高を狙うには、為替の状況が円安に行かないと厳しいだろう。
ここのところ、104円前後の円高で定着してしまっているので、せめて110円程度まで円安にいくと面白い相場になる。
この円高の要因は何かというと、欧米と比べキャッシュを刷り負けていることが大きいように思う。
ここを、もっと思い切って刷っていけばいいと思うのだが、どうしてしないのだろうか。
キャッシュの供給が増えて困るのは、インフレが起こるということだが、今、そのリスクは誰が考えても低いだろう。
ならば、どんどん刷りまくれば良いと思う。
お金の供給量を増やし、コロナ禍で困っている人達に援助すれば、経済は回り、今ある課題も解決できるだろう。
この株高で、最も懐事情が良くなったのはどこかといえば、それは、日銀だ。
この相場は、日銀の一人勝ちの相場であり、相当な含み益を得ていると思われる。
ならば、もっと思い切った施策が取れるのではないかと思えてならない。
ここは、思い切って、お金を刷りまくろう。
ドラゴンズの応援のように、「刷ってぇ、刷ってぇ、刷りまくれ♪」でノリよくいこう!