今週から、冬の冷え込みが予想されています。
既に、朝晩は冷え込んでいますが、日中はまだ暖かく、時折、汗ばむこともあるほどですので、ここからが本当の季節の変わり目となりそうです。
日本には独特の四季があり、人それぞれ好きな季節があると思いますが、私は、この秋が一番落ち着き、穏やかな気分にさせてくれます。
願わくば、この穏やかな気分を長く味わいたいと思うのですが、良い季節は、一瞬で過ぎ去っていくものです。
特にこのコロナ禍では、秋の最大の魅力の一つである「食」を楽しむこともままなりません。
例年ですと、恵那に紅葉狩りに行き、栗パフェを食すというのが定番なのですが、この2年は味わうことが出来ていません。
コロナが収束している今であれば、行くことも出来るのですが、なんだか、体も心も、出掛けるという「モード」には、なかなか戻らないでいます。
これが、単なるリハビリ期間なのか、はたまた、完全に変異してしまったのかは分かりませんので、この先どうなるのか不安になります。
本当に、このコロナは、生活のあらゆる面を、変えてしまいましたね。
さて、ここから冬到来となりますので、体調を整えることに今まで以上に注意が必要になります。
発熱しても、隔離が必要ですぐに診てもらえないという医療事情もあります。
そして、この冬最大の目玉は、インフルエンザとコロナの攻防戦です。
昨年の攻防戦では、コロナが圧勝しましたので、毎年最強を誇っていたインフルは姿を消してしまいました。
今年は、このインフルの強力の逆襲があると予想されますので、一気に勢力図が塗り替えられる可能性があります。
そもそも、このインフルとコロナの実力差は、かなりあります。
毎年、1,000万人が感染するインフルに対して、コロナはここまで2年間の累計感染者が170万人です。
このように、感染力が圧倒的に勝るインフルが、昨年、姿を消したことは、多くの人にとって大きなメリットをもたらしたはずです。
ですので、この冬、インフルが実力通りの力を発揮して、コロナを駆逐し、市場を独占するとなると、大きな被害が発生することが予想されます。
ましてや、2年越しの蓄積されたパワーを秘めていますので、その威力も相当なものになることが懸念されます。
こう考えますと、インフルが頂上決戦に勝利することは、私たちにとって良いことなのかどうか分からなくなります。
しかし、やはり私としましては、今年はインフルが圧勝し、コロナを完膚なきまでに叩き潰してくれることを願います。
なぜならば、コロナは、既にその感染の恐ろしさではなく、その存在による人々の分断や、差別を助長する元凶となってしまっているからです。
このままコロナ禍が続いてしまうと、人間社会が崩壊し、取り返しがつかなくなる可能性があります。
また、子供たちの成長への悪影響もとてつもなく大きなものになってしまっています。
運動会も、修学旅行も中止。
楽しいはずの給食は、もうずっと黙食。
そして、マスク着用による酸素不足は、成長段階の脳に大きなダメージを与えてしまいます。
もういい加減に、社会のコロナ脳を、子供たちに押し付けるのは止めないといけません。
これこそ、即刻、対応が必要な問題です。
このような絶望的なコロナ禍ですので、ここは、危険を承知しながらも、インフルの逆襲に期待するしかありません。
この冬で、コロナ騒動は終わりにしましょう。
自由、平等、そして尊厳を取り戻すために。