本日の日本市場は、再び全面安の展開。
前上場銘柄の7割が下落する、まさに全面安となってしまいました。
やはり、目先は下落傾向に歯止めがかかりませんね。
米国市場が落ち着かないうちは、日本株にも波及してしまいます。
今週末の米国CPIが、どの程度で落ち着くのかに注目が集まります。
上昇に転じるようなら、さらにヤバい相場環境になりそうな気配もあります。
いかにドル円が145円と超円安になろうと、関係なくなっています。
トータル的には、日本企業にとっては、円安はプラスになるはずですが、それ以上に、エネルギーや原材料価格の上昇の方がリスクとなっています。
季節は、ようやく猛暑の夏が終わり、秋から冬に向かうわけですが、この冬は、夏以上にエネルギーコストの問題が大きくなりそうです。
夏よりも、冬の方が、エネルギー消費量は格段に増えますので、家計にも大きな負の影響を与えることになります。
欧州では、年間の電気代が60万円にも達するようで、来年には100万円にもなるとも言われています。
そうなると、家計は相当圧迫されますので、生活できない人も急増します。
当然に消費も減退しますので、GDPはかなり下押しされることになります。
これは、もうパニックものですよね。
そうならないように、各国で対策が講じられるとは思いますが、ロシア・ウクライナ問題が終息しない中、簡単いは解決策は浮かばないでしょう。
日本においても、これからどうエネルギーを確保していくのか、現実的な対策が求められます。
再生可能エネルギーで賄えるはずだ、というお花畑的な事を言っているようでは、永久に解決しないでしょうね。
そう叫ぶ人たちは、ホントに実現できると思ってるのでしょうかね。
適当な事を言っているだけでしょうね。
ポジショントークをしているだけの人たちを信じる人もいるので、厄介です。
不都合な真実を見たくないからと言って、非現実的なことを支持するようでは、日本は滅びます。
そんなことで、子供たちに顔向けできますか?
TVを鵜呑みにするのではなく、しっかりと自分の頭で考えていきたいですね!