本日の日本市場は、均衡相場となりました。
TOPIXは微下げとなりましたが、マザーズ指数は続伸、日経平均株価は5日ぶりの反発となりました。
6円上げですから、反発というには物足りなさはあるののの、プラス引けしたことは心理的には優しいですよね。
米国のCPIが発表されるまでは、このような小さな動きに終始するかもしれません。
それにしても、円安が止まりませんね。
ドル円は、142円台に突入です。
140円を突破し、節目に到達したことで、そろそろ勢いも止まるだろうと思っていたのですが、まだまだ行きますね。
日米金利差で、ここまで動くものではないと思いますので、米国のインフレは想像以上に深刻なものなのかもしれません。
どこまで織り込みに行くのか、また、どこまで織り込んでいるのかは、全く分かりませんので、もう予想することは出来ません。
もうここまでだろうと、憶測で物事を考えることは、やめたいと思います。
まだはもうなり、もうはまだなり。
市場は、行き着くところまで突き進むことになるのでしょう。
それにしても、東京五輪を巡る贈収賄が、広がりを見せていますね。
AOKIにつづき、KADOKAWAにも逮捕者が出てしまいました。
これがどこまで更に拡大していくのか、まだ氷山の一角のような感じもしますので、関係者は戦々恐々としているでしょうね。
今までは、このようなことも、当たり前のように行われていたのでしょう。
なぜ、今回は明るみになってしまったのか、誰かが虎の尾を踏んでしまったのでしょうかね。
しかし、このような不祥事は、株価にはあまり影響しないのですね。
KADOKAWAは、本日5%強下げましたが、AOKについては、あまり下げていません。
企業イメージは下落するものの、業績には直結しないと見られているのか。
はたまた、こんなこと日常茶飯事な事なので、大したことはないと思われているのか。
株式市場は、気まぐれなので、分からないですね。
そもそも人智を超えている世界ですから、難しいのは当たり前です。
そんな世界で、私たちは戦っているのです。
そんな簡単には、勝たせてくれませんよね!