日本マーケットは、我慢の展開が続いています。
NY市場は、ナスダックにしても、S&P500指数にしましても、最高値を更新するなど絶好調なのですが、日本市場は、軟調な状態となってしまっています。
一時は、3万円を回復する局面もあり、再び上昇気流に乗れるかという場面もあったのですが、全くもって粘りがなく、力強さに欠いています。
理由は何かと考えてみますと、コロナウイルスの感染拡大というよりも、やはり中国問題にあるのではないかと思っています。
対中戦略については、断固とした態度で明確にすべきだと私も思うのですが、日本経済は中国への依存度が大きいだけに、経済への影響は計り知れないわけです。
他にも、カーボンニュートラル問題もあります。
日本は、進次郎氏が、おぼろげながら浮かんできたという「46%」も削減すると発表してしまいましたので、これが経済にとって大きな足枷となってしまいます。
こんな目標を掲げられてしまったら、もう、日本でものつくりなど出来なくなるでしょう。
結果、中国に全て飲み込まれてしまうことになってしまいますので、中長期的にみても、日本株に強気にはなれないということになります。
恐れくは、このあたりのことも、株価に反映されていくのでしょうから、あまり強気にはなれないということなのかもしれません。
もちろん、こうなっては欲しくないのですが、今の市場の停滞を見ると、こんなことも考えてしまいます。
このように、大きな世界の流れには逆らうことはできませんが、そうであったとしても、個別株については、チャンスがあると思っています。
そのような銘柄を探し、投資して、儲ける、この単純明快な勝負をしていきたいですね。
保有株についても、我慢の時が続いていますが、今は我慢のしどころだと思い、踏ん張って行かないといけません。
なんとなく、我慢のしどころという局面が、非常に多いような気もしないではありませんが、常にチャンスはあると思っていますので、めげずに頑張っていきましょう!