JTBなどの大手旅行会社が、国内店舗を減らすという記事がありました。
今更、驚くべき内容ではありませんが、旅行愛好家としましては、ノスタルジーを感じてしまいます。
この大きな流れは、コロナ禍が影響してはいるのですが、現実的には、コロナ前から既にネット専業が台頭していますので、遅かれ早かれという面はあります。
また、リアル店舗は、オペレーション的にも、効率的とは言えないところがあります。
何せ、顧客当たりの時間がかかり過ぎます。
たまに訪れても、順番待ちは確実。
宿を取るだけで、あれだけ時間をかけていては、採算的にも合わないでしょうね。
顧客革としては、旅は計画している時が楽しいという醍醐味からすると、旅行会社でのひとときもその一つとなりますが、やはり、待ち時間含め、時間がかかり過ぎるということに関しては、デメリットの方が大きくなるのだろうと思います。
いずれにしても、オンライン化の流れは止められないのですが、今後は、オンライン上での見やすさをどう強化していくかということが焦点になってくるのでしょう。
今のところ、オンラインで見るよりも、紙のパンフレットを見た方が分かりやすいですし、何より楽しく、ワクワク感があります。
あのパンフレットも、相当お金がかかっているでしょうから、それをネットに投資すれば、かなり改善されると思うのですが、どうでしょうか。
旅好きとしましては、期待したいところです。
さて、本日のマーケットですが、相変わらず、寄り天の流れが続いているようです。
本日も、200円高まで上昇する場面があったものの、前場終値は57円高と萎んでしまいました。
マザーズにいたっては、1%弱の下落となっています。
また、決算後の下落が酷い銘柄が多くなっています。
グレイステクノロジーは、1Qの経常利益が12%減益と発表後、本日はストップ安。
セレスは、経常利益を15%上方修正したものの、本日は18%の下落です。
グレイスの株価は、厳しいものになっていますね。
昨年12月は4,235円をつけていましたので、僅か7ヶ月強で1/4になってしまいました。
ここのところも下落基調でしたので、この程度の減益幅であれば、悪材料出尽くしで上昇しても良さそうなのです。
それが、ストップ安とさらに売り込まれるとは、恐ろしい状況です。
カリスマ会長が亡くなったことが、尾を引いているようですが、やはり、新興企業は、人によるところが大きいということなのでしょうか。
テクニカル的には、割安感MAXなので、買い時のようにも思えるのですが、このような背景があると、参戦するには勇気がいります。
勝負をするのは今とは思いますので、挑戦する人はトライしてみてはどうでしょうか。
私は、死んだふり状態ですので、ステイですが…。