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コロナウイルスは本当に脅威なのか?【国の見解を早急に出すべし】

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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。

 

東京都の感染者数はついに400人超えの463人。

大阪、愛知、福岡は、感染爆発状態。

岐阜県は、独自の非常事態宣言を発表する方針。

 

感染者数は、広がる一方で、大変な状態になってきた。

そのせいもあり、本日の日経平均株価は、629円安と久々の大撃沈。

 

これは、企業の決算が悪化しているのも要因だが、政府の対応の遅さが不安要素となっていると思われる。

 

感染拡大の中、Go To トラベルキャンペーンを強引に実施。

国民に旅行を奨励しながら、企業に在宅勤務を要請するという矛盾。

 

確かに、経済を回さないといけないので、ところどころで矛盾が生じるのは致し方ないとは思うが、なにせテンポがよくない。

間が悪いのだ。

 

こんな状況が続くので、国民は不安が募るし、マーケットにも影響が出る。

ここは、毅然たる態度で、バシッと方針を示せないものだろうか。

 

コロナウイルスの危険度は?

 

コロナウイルスの感染者は、世界で1,730万人となっている。

うち、回復者は1,010万人、死者数は67.3万人

死亡率は、3.9%

 

世界で感染者が最も多い国は、米国で、458万人。

死亡数は15.4万人で、死亡率は3.4%となっている。

 

では、日本はどうかというと、7月30日現在で、感染者数32,459人

死亡者は1,003人で、死亡率は3.1%だ。

詳しいデータは下記に掲載。

 

☆発生状況 (7月30日0:00現在) ※厚生労働省HPより抜粋

 

ここからは仮説になるが、日本では、PCR検査数が少ないと言われている。

一方で、世界で最も多い感染者を出している米国は、4,000万件以上の検査を行っており、日本より桁が2つも違う(日本はわずか66.7万件)。

日本には、隠れ感染者が多いと仮定すると、死亡率は一段と下がることになる。

 

何が言いたいのかというと、コロナウイルスは、現時点で、本当に恐れなければいけないウイルスなのかどうかということだ。

もちろん、この死亡率の低さは、医療従事者の方々の献身的な治療のおかげであることは言うまでもない。

特に、直近の死亡者がほとんど発生していないのも、医療技術が向上したことが大きな要因だとも思う。

 

この点も含めて、一体どこまで危険なのかということを知りたい。

重症化する可能性は低いので、ある程度は、リスクを取れるのか。

もしくは、現在はまだ序章にすぎず、これから事態は厳しくなっていくのか。

 

未知のウイルスなので、何も断定できないのは分かるが、政府も見通しは立てているはずだ。

今は、国民の不安を取り除くべく、情報公開するべきだと思うがどうだろうか。

見通しを発表しないから、右往左往しているように見られ、国民としては、不安と不満が募るばかりとなってしまう。

 

このままだと、ダラダラと感染が拡大していってしまう。

日々の感染者数という数字だけが独り歩きしてしまい、どうしていいのか分からない。

 

これを、国民各自の判断に任せるようなやり方だと、一向に事態は改善しないし、自粛する人としない人の格差が激しくなり、平等でなくなる。

ここは、一刻も早く、方針を示してもらい、共通認識のもと、この難局を乗り切らなければならない。

その日が早くくることを願うばかりだ。

 

 

 

 

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