ここのところの好決算(上方修正連発)によって、日本株の割高感が和らいでいるようだ。
日経平均株価の今期予想ベースのPERは23.3倍となり、昨年11月以来の水準に低下している。
その間、日経平均は4,000円強上昇しているので、株価が上がりPERが下がるという好循環となっており、相場環境としては好ましい。
とはいえ、このPER(株価収益率)は、一般的に投資判断として良く使われるものの、個人的には最近はあまり重要視していない。
このPERの観点からすると、2010年代の日経平均のPERの平均値は、15倍程度となるので、今の23倍はかなり割高となってしまうのだ。
PERは、成長期待度によって変化するので、一概に割高割安の判断はできないものだと思う。
2010年代と今の成長期待はどう違うのかを、考える必要がある。
なので、全体感として大まかに相場環境を掴むには良いかもしれないが、この分析を元にした投資判断は避けたほうが良いように思う。
まあ、それでも、PERの低下によって割高感が後退したのは、今後の上昇余地増加にも繋がるので、グッドニュースには違いないが…。
週間投資戦績
さて、習慣となった週間投資成績だが、今週は含み益ベースで、50万円の増加(1.4%増)となった。
1月以降の年初来では、270万円の増加(8%増)となり、1月4週目の暴落分を挽回しつつある。
〈現在のポートフォリオ〉
貢献してくれた銘柄は、好決算だったサン✴️で、9%上昇してくれた。
あと、持高の多いところでは、エアトリが上昇。
コロナ感染者が減少してきたことに加え、好決算を発表したので、こちらも来週は一段高を期待できる。
逆に、軟調だったのは、ファイズホールディングスとChatwork。
ファイズは、好決算だったのに、相変わらずのボックス相場の展開を抜けきれず、冴えない展開が続いている。
チャトワも、停滞相場からなかなか抜けきれずにいるのだが、12日に好決算を発表したので、これで上昇のきっかけになればと思うがどうだろうか。
あとは、PR TIMESが、ダラダラと下げてきている。
こちらは、好決算後にストップ高を演出したのだが、そのまま突き抜けることができず、結果、決算発表前の水準まで下がってしまっている。
チャートは、25日線を下抜け、75日線に近づいているので、この75日線が抵抗線になるかどうかが見極めのポイントになる。
ここで押し返すことが出来れば、再び浮上する確率が高まるが、下抜けするようだと、しばらくはダメだろう。
このあたりをしっかりと見極め、投資判断をしていきたい!
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