昨年5月6日のブログ!
GWもいよいよ最終日。
後半に入ってからは、日を追うごとに憂鬱さが増している。
そして明日、もう無理と思っている人も少なくないはず。
新聞紙面でも、注意を呼び掛ける記事が増えている。
一昔前では考えられなかったことだが、社会課題として認識されてきたということか。
明日、行動を起こす人、どれだけいるだろうか。
働き方改革が脚光を浴びているが、企業側はともかくとして、労働者側はどのように受け止めているか気になるところだ。
何に価値観をおいているのかにより異なるかもしれないが、世の大半は家庭には向いていないらしい。
残業が減り退社時間が早くなっても、真っすぐ家に帰らない人が多いとのこと。
コンビニに寄ったり、居酒屋に行ったり、ネットカフェなど、寄り道して帰る人がなんと多いことか。
家に帰りたくないのかな?
男は外にいてなんぼと考えているのかな?
家のことは奥さんがやるものと思い込んでいるのかな?
いや、そもそも早く家族に会いたいと思わないのか。
家庭がリラックスできる場ではないのか。
それも価値観の違いなのか?
自分には到底理解できないが…。
私は、企業の働き方改革で真っ先に行ってほしいことは、希望しない地域間の異動の廃止だ。
家族を伴う場合は、環境の変化で負の影響がでる恐れがある。
そして何より、単身赴任問題。
家族第一を価値観としている人にとって、単身赴任は地獄である。
こんな拷問、この世でまだ存在し続けるのだろうか。
人権侵害も甚だしいと思う。
しかし、何故この仕組みがなくならないのかというと、単身赴任をむしろ望んでいる人がいるからだ。
上で記した、まっすぐ家に帰らない人がそうである。
単身赴任すれば、家庭のことは何もする必要がなく(妻に押しつけられる)、自由な時間を満喫できる。
自分とは相いれない価値観だが、これもまた事実。
でもこれってグローバルスタンダード?
日本だけのような感じがして仕方ないが…。
希望的観測を含めて、恐らく将来的にはこのような考えは少数派になっていくだろう。
そして、地域限定社員制度など、単身赴任地獄がなくなる日もそう遠くないとは思う。
しかし、今は過渡期だ。
過渡期は、いろいろと痛みを伴う。
誰かが、声をあげ、行動を起こしていかないと、社会は変わらない。
行動するには覚悟が必要。
会社に拒否されたら、行く場所を失う。
でも、それでも結果良いのではないかとも思う。
会社に縛られる人生は嫌だし、会社が未来永劫存続する保証はどこにもない。
今、社会は大きくパラダイムシフトしており、今後ますます加速していく。
そのような変化に対応できる会社はどれだけあるだろうか。
恐らく少ないだろう。
また、これからは個が活躍できる時代になる。
インターネットが発達した社会では、個も十分戦えるし、同じ志を持った個の集まり(ネットワーク)が革新を生み出していく。
個の力を磨き、自分の好きなことや強みを生かすことが仕事になればこれにこしたことはない。
これが、ライフワークになる。
仕事と休みが断絶されるワークライフバランスではなく、これが一体となったライフワークバランス。
これこそが、求める働き方であり、生き方ではないだろうか!