大阪、神戸、仙台などに続き、12日から東京、京都、沖縄に「まん延防止等重点措置」が適用されることになりました。
昨日、京都に行ってきたところですので、ギリギリセーフだったということでしょうか。
しかし、このまん防で何が変わるのか、これを明確に答えられる人はいるでしょうか?
基本的なポイントは次の3点のようです。
■飲食店対策 : 午後8時までの時短営業を要請 ■外 出 : 県境を越えた往来の自粛要請 ■医療体制 : 変異ウイルス患者の退院基準を緩和 |
つまり、飲食店の営業時間が再び1時間短縮され、出張・旅行を控え、医療現場の逼迫を回避するということです。
これでどこまで防止できるのだろうかと考えてしまいますが、今までの傾向からすると、恐らくは、また少しずつ減少していくのでしょう。
そして、この減少〜増加〜減少〜増加を無限に繰り返していくのでしょうか。
これを無限ループを止めるのが、ワクチンだということになりますが、問題は、このワクチンが日本人に本当に有効かということです。
日本人の体質に合うのか、という根本的な問題。
医学的な知見がないので、感覚的な考えに過ぎないですが、そもそも、日本人は、感染者数が欧米と比べて圧倒的に少ないという現実があり、これは生活様式や真面目な国民性という以外にも、体質という原因があるように思います。
そうなると、ワクチンに関しても、このような体質の違いが現れるのではないかと、どうしても考えてしまいます。
あとは、これも欧米と比較して圧倒的に少ない感染者しかいない日本において、副反応のリスクがあるワクチン接種がそもそも必要なのか、という問題があります。
現在までの、日本におけるコロナによる死亡者数は、9,364人。
死亡率でいうと、国民全体の0.007%です。
では、米国はどうかというと、死亡者数は55万人で、人口比は0.17%となっています。
実に日本の20倍以上となっています。
ワクチン接種は、この感染による死亡率よりもワクチン接種による死亡率が低い場合に、有効だと言うことになりますので、そうなると、対策は国によって異なると言うことになるはずですが、世界の同調圧力には、逆らいようがないと言うのが現状なのでしょう。
このように、感染者数や死亡者数が圧倒的に少ない日本においては、コロナウイルス感染症を「指定感染症」から外し、インフルエンザと同じ「5類感染症」に位置付けるように変更するのが、解決策のような気がします。
もちろん、このような大胆な施策は、まさに政治生命を賭ける決断となりますが、それでも、試してみる価値は十分あると思います。
まん防や緊急事態宣言を繰り返していても、本質的な解決策にならないですし、ワクチンも副反応リスクが怖いということからも、新しい日本モデルを打ち出すことこそが、価値ある行動だと思うのですが、いかがでしょうか。
このままでは、経済的にも精神的にも傷んでしまい、疲弊してしまいますので、そちらの影響の方が大きくなってしまいますので、取り返しがつかなくなる前に、手を打つ必要があると思います。