昨夜のNY市場も、好調を持続しているようですので、今週も相場お疲れ様でしたというところでしょうか。
8月以降、上下動の激しい相場が続いていますので、息つく暇がないほど、慌ただしい毎日でした。
ポートフォリオについても、800万円ほどの振れ幅がありましたので、かなりのボラティリティの高さです。
お盆あたりには、大きくマイナス圏に落ち込みましたので、メンタル的にも相当やられましたが、9月の政局相場によって、V字回復してくれ、まさに天国と地獄になったわけです。
思えば、相場などは、こんなことの繰り返しです。
直近では、コロナ相場がそうですよね。
毎日、毎日、ジェットコースターのように急降下し、NY市場では、何度サーキットブレーカーが発動したことでしょうか。
私のポートフォリオの買いポジションも、瞬く間に、1000万円ほどの含み損に落ち込み、一瞬のうちにリーマンショック時のマイナスと同等の損害を被ることになりました。
この時は、幸にして、VIX指数先物を購入しましたので、幾分かはヘッジできていましたので、メンタル的には、辛うじて平静を保てていました。
若干は、相場の腕を上げたなと、自画自賛していたのですが、やはり、相場はそんなに甘いものではありません。
相場は、3月を境に反転攻勢となり、急回復を遂げることになります。
こうなると、買いポジションは回復していったので良かったのですが、VIX指数などの売りポジションは、急速に含み益が減少していきました。
最高時には、売りポジで600万円を超える含み益があったのですが、処分時には、100万円に満たないものになってしまいましたので、ああ、まだ相場の腕はトーシロだなと、ひどく落ち込んだものです。
昨日のブログにも記しましたが、相場は、やはり出口戦略が難しいですね。
含み益はいくらあっても実利益ではありません。
特に、急速に積み上がった含み益は、急速に減少します。
どのタイミングで処分できるのかは、本当に難しい課題です。
永遠の課題とも言えるものですが、我々の命は有限ですので、何らかの対策を講じていかないと、後悔の連続となってしまいます。
ついつい、世の中の動き、相場の動きに流されやすくなりますが、ここは、自分なりのシナリオを描くことが必要です。
そして、このシナリオに基づいて、売りのタイミングを決めていくしかないと思っています。
ポイントは、先手先手を打てるよう、シナリオを描くことでしょうか。
難しいことではありますが、これも訓練です。
シナリオが外れても仕方ありません。
外れることで、損をすることもあるでしょう。
しかし、自分で立てたシナリオですので、後悔することはないでしょう。
後悔こそが、不幸せの元凶ですので、頑張って取り組んでいきましょう!