本日は、お盆休み最終日ですので、株と甲子園三昧と決め込んでいたのですが、株式市場が朝から暴落してしまいましたので、初っ端から気分が萎んでしまっています。
ダウが高値を更新し続ける世界市場において、日本株は、完全に蚊帳の外で、蚊に刺されまくっている状態です。
4ー6月期のGDPは、前期比年率で1.3%増と、2四半期ぶりにプラス成長となり、民間予想の中央値(0.6%増)も上回ったのですが、市場には無視されてしまっています。
むしろ、コンセンサスは上回ってものの、個人消費が伸び悩みを見せるなど、僅か1.3%増に止まってしまったことに嫌気がさしている感もあります。
それにしても、11時12分現在で、日経平均500円安は、やりすぎですよね。
やはり、世界的に見て、日本は投資する魅力がない国と見られているのでしょう。
オリンピックは、紆余曲折を経ながら成功したのに、残念です。
度重なる緊急事態宣言の発令など、国の無策、いや愚策こそが、原因になっていると思います。
一体、いつまで、「経済一流、政治三流」を続けているのでしょうかね。
これでは、日本株離れの加速化は、必然の流れでしょう。
私自身も、今まで何度も、全面的に米国株に切り替えようと考えたことか。
その時々に決断していれば、今頃は、大いに儲かっていたと推察できます。
しかしながら、どうしても日本株ならぬ日本を見限ることができず、踏みとどまってきました。
もっと、感情抜きで、合理的に判断できれば、投資で大成できると思うのですが、まだまだアマちゃんのようです。
夏枯れ相場はいつまで?
さて、あまり嘆いてばかりでも仕方ありませんので、打ち手を考えていかないといけません。
この軟弱な日本市場を、どう戦い抜くのか。
これは、データに基づく考察ですが、もともと8月は、夏枯れ相場と言われるように、とても弱い季節です。
ですので、毎年、同じような悲劇が繰り返し起きている訳ですので、ここで嘆くことは、ある意味必然的な出来事で、風物詩でもあるのです。
であるならば、最初から、それを元に戦略を立てれば良いのではないかと思うのですが、全くその通りで、ぐうの音も出ません。
分かっちゃいるけど、実行できない、というのが現実です。
7月までに一旦ポートフォリオを整理すれば良いのですが、それが出来ない。
つまりは、その時点で、含み損が膨れ上がり、整理したくてもできない状況に陥っているということです。
こうなると、やられると分かっていながら、夏枯れ相場に突入し、ノーガードで滅多撃ちされることになるのです。
これが、毎年繰り返される悲劇です。
要は、欲をかいて、引っ張りすぎなのです。
含み益を確実に利益化する、含み損になったら清算するということを徹底していれば、このようなことにはなりません。
要するに、自業自得ということですね。
起こっていることは、こんな初歩的なことなのですが、それでも、対策としましては、このような下がった場面で買えるかということになります。
株は、安く買って高く売らないと、勝てないルールですので、このような下げ局面で買わないと、いつ買うんだということです。
このような弱気な感情に支配されているときに、買い向かうのは、難しいことなのですが、これが出来るようにならないと、儲けることは難しいです。
というわけで、頑張って、買っていくことにします。
それにしても、「エアトリ」どうしちゃった?
寄り天後の大暴落。
地合いに押されたのか、決算が弱かったのか。
これについては、ショックが大き過ぎで、流石に凹みます。